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| 岡山県の現状の課題を学んで、今後の計画を考えよう! |  | 
第4次岡山県廃棄物処理計画
「岡山県では、循環型社会への転換を図ることを基本理念に、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づいて、平成24年2月に第3次の「岡山県廃棄物処理計画(平成23~27年度)」を策定し、県内における廃棄物の減量化、リサイクル及び適正処理に関する施策を展開してきました。
        第3次計画で掲げた目標や各施策等の進捗状況を点検した上で、近年の世界的な資源制約の顕在化に伴う持続可能な循環型社会への転換の推進、東日本大震災の発生等を契機とした環境の保全や安全・安心に関する意識の高まり等を踏まえ、岡山県の廃棄物・資源循環に関する行政の基本的方向を定めるとともに、県民、市町村、事業者、処理業者など関係者すべての指針として第4次岡山県廃棄物処理計画を策定しています。 
|  | 平成27年度から、第4次計画が始まっているよ! | 
基本理念
循環を基調とした廃棄物再生・処理システムの構築
廃棄物の削減による環境への負荷の低減
基本方針
| ① 排出者(事業者)の責務の徹底・強化 | ごみを出す人は、責任を持って!県民には、廃棄物の発生抑制や再生利用、分別排出などの責務があり、事業者には事業活動によって生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理することや再生利用等による減量化などの責務があります。この考え方に基づき、廃棄物対策における排出者の責務の徹底と強化を図ります。 | 
|---|---|
| ② 排出抑制と循環的利用の推進 | できるだけごみを出さずに再利用を!環境への負荷の少ない、循環を基調とした社会経済システム(循環型社会)の形成を着実なものとするため、廃棄物の排出抑制を第一とし、廃棄物(循環資源)については適正な循環的利用(再使用、再生利用、熱回収)を推進します。 | 
| ③ 適正処理の推進 | 不適正処理を防ぐ!廃棄物処理において、廃棄物処理法をはじめとする関係法令を遵守しながら、適正で環境負荷の少ない処理を推進するとともに、不法投棄等の不適正処理を防止します。 | 
| ④ 廃棄物処理施設の計画的な整備の促進 | 必要な処理施設は計画的に整備する!排出抑制及び適正な循環的利用を徹底したうえで、なお、循環的利用が行われない廃棄物については、適正な処分を確保することを基本とし、必要な処理施設の計画的な整備を促進します。 | 
| ⑤ 廃棄物情報の共有化と相互理解 | 正しい情報を得て理解を深めよう!廃棄物処理に関する透明性を高めるとともに、県民、事業者、行政が循環資源・廃棄物に対する正しい情報を共有するため、情報提供や普及啓発活動等を通じて、廃棄物関連情報の共有化と相互理解を深めます。 | 
| ⑥ 災害廃棄物の適正かつ円滑・迅速な処理 | 自然災害の廃棄物にも対応できるように!地震や津波をはじめとする自然災害に伴い発生する災害廃棄物に対し、適正かつ円滑・迅速な処理を行うことができるよう、適切な処理体制を構築します。 | 

岡山県の課題と目標
達成状況と課題
| まずは第3次計画の達成状況を見てみよう! |  | 
一般廃棄物
※第3次計画(目標年度:平成27年度)※家庭系ごみは、生活系ごみのうち、資源ごみ量を除いた量
排出抑制(排出量)
| 予測値 | 961g/人・日 | 
|---|---|
| 目標値 | 935g/人・日 | 
| 現状(平成26年度実績) | 1000g(うち家庭系522g)/人・日 | 
| 現状の比較 | +65g/人・日 | 
| ごみ総排出量及び1人1日当たりの排出量は、近年は増加傾向を示しており、現状では第3次計画の目標は達成できていません。 今後、県民、事業者、市町村、県が一体となり、より一層の排出抑制に向けた取組を進めていく必要があります。 | |
| もっとごみを出さない取り組みをすすめなくちゃ |  | 
リサイクル
| 予測値 | 26.0% | 
|---|---|
| 目標値 | 32.7% | 
| 現状(平成26年度実績) | 29.5% | 
| 現状の比較 | -3.2ポイント | 
| リサイクル率は増加傾向を示しており、リサイクル推進の取組は順調に進められているものと考えられます。 ただし、平成26年度実績では第3次計画の目標値は達成できておらず、今後も、さらなるリサイクル率の向上に向けた取組を推進していく必要があります。 | |
| 順調だけど、目標達成まではもうひとがんばり必要だね |  | 
|  | 「ごみを出さない」ひとりひとりの意識がとても大切なんです | 
産業廃棄物
※第3次計画(目標年度:平成27年度)
排出抑制(排出量)
| 予測値 | 6,336千トン/年 | 
|---|---|
| 目標値 | 6,000千トン/年 | 
| 現状(平成26年度実績) | 5,525千トン/年 | 
| 現状の比較 | -475千トン/年 | 
| 平成26年度において目標値を下回っており、目標を達成する見込みです。 産業廃棄物は景気動向に左右され、今後排出量の増加が予測されることから、景気動向に留意しつつ、引き続き排出抑制を進めていく必要があります。 | |
| 目標クリア!この調子で続けよう |  | 
リサイクル
| 予測値 | 35.2% | 
|---|---|
| 目標値 | 39.1% | 
| 現状(平成26年度実績) | 43.4% | 
| 現状の比較 | +4.3ポイント | 
| 平成26年度において目標値を上回っており、目標を達成する見込みです。 最終処分量の削減のためにも、リサイクルを促進するとともに、今後はリサイクル率の向上だけでなく、質にも着目した高度なリサイクルを目指す必要があります。 | |
| 目標クリア!これからはリサイクルの質の向上も目指そうね |  | 
|  | 最終処分量はもうひといき!排出量とリサイクル率は達成できたよ。 | 
第4次計画 廃棄物の減量化の目標
第3次計画の分析・評価を踏まえ、国の基本方針における「廃棄物の減量化の目標量」を勘案して、第4次計画における産業廃棄物の排出抑制等の目標を次のとおり設定します。
| 第4次計画の目標年度は、令和2年度です! |  | 
一般廃棄物
産業廃棄物
|  | 循環型社会実現に向かってみんなで取り組もう | 
計画推進のための役割
循環を基調とした廃棄物再生・処理システムを構築し、廃棄物の削減により環境への負荷を低減していくためには、県民、事業者、処理業者、市町村及び県がそれぞれの立場において、適切な役割分担により取り組んでいくことが重要です。
| 県民のみなさん 
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 ・レジ袋・包装類の拒否 ・再生品の使用 ・ごみ発生の少ない商品の購入 等 | 
|---|---|
| 事業者 
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| 処理業者 
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| 市町村 
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| 県 
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